スキルセットも合っていて、人柄も良さそうな方を採用したのに、いざ一緒に働いてみたらいまいちフィットしていない。 もしくはすぐに辞めてしまった。
そんなことありませんか?
それはもしかしたら、面接の時に大事な質問をできていないのかもしれません。
面接とはどのような場なのかを考える
さて、そもそも面接とはどのような場なのでしょうか。
私は面接を、応募者と会社との相性を見る場、と考えています。
その、応募者との相性を見る場、に反してるNGなパターンを次に示します。
NGなパターン
次に、やりがちなNGパターンを確認してみましょう。
- 技術的な条件ばかりで判断してしまう。 技術的な条件ばかりを見て、会社の文化との相性を見てない、というようなことはありませんか?
- 応募者の成長の方向性と、会社が用意しているキャリアパスが合わない。 会社が求めている方向性と、メンバーの方向性が異なることがわかると退職が頭に浮かびがちです。
また、意味のない質問の方法があります。 それは「○○はできますか?」「○○は大丈夫ですか?」という質問です。 これらの質問の何が「意味がない」と言えるのかといいますと、多くの場合入社したい応募者はできる・大丈夫と答えるに決まっているからです。
成長の方向
では、 どうすれば面接でチームに合ったメンバーを採用できるのでしょうか?
応募者の価値観・成長の方向性を見抜く質問をしてください。 たとえばこのような質問です。 「3年後(5年後)どのようになっていたいですか?」 「エンジニアとして(マネージャーとして)大事にしていることは何ですか?」 「会社に期待していることは何ですか?」 「今回の転職が”成功した”と言える基準は何ですか?」
これらの回答を受け、会社の価値観に合っているか判断をすれば、不幸なミスマッチを防ぐことができるでしょう。
そのためにはもちろん、あなたが会社の方向性や価値観を知っていないとできません。 あなたが代表ではない場合、代表や人事と会話をし、会社と部署の方向性や価値観を熟知してください。
良いメンバーと出会えることを願っています。